生産体制

患者さんへ最適な医療を提供できるよう、
長年培われた製造技術基盤と、妥協の無い品質管理により、
高品質かつ安心・安全な体外診断用医薬品を安定供給しています。

高品質かつ安心・安全な製品を安定供給

当社は、人々の健康やライフサイエンスの進展への貢献という社会的使命を常に意識して、高品質な体外診断用医薬品、基礎研究用試薬を生産しています。
体外診断用医薬品や原料の生産においては、開発部門と技術部門が連携し、製法開発・改善、高生産性への取り組みを行っています。このような製造技術基盤を礎として製品の安定供給を実現しています。
当社で販売している体外診断用医薬品は約75種で、製品性能検査は年間1,000件以上行っています。これらの製品性能検査は、厳正な教育を受け資格を取得した試験検査員が実施しています。
患者さんへ正確な診断結果を提供できるように、妥協の無い品質管理を行い、高品質かつ安心・安全な製品を提供しています。

生産工場写真

生産工場

当社の生産工場は長野県伊那市にあり、海外の医薬品当局(米国FDA 等)の査察にも対応しうる生産設備、システムの導入を行っています。

体外診断用医薬品の基本的な生産の流れ

体外診断用医薬品の基本的な生産の流れフロー

上記を1製品につき2〜3ヶ月程度の期間で行っています。伊那市の生産工場では、国内製品のみならず米国、欧州、韓国、中国向け製品の生産も一手に担っています。
多品種生産を実現するために、営業計画に則った年間の生産計画を立て、各製品の生産スケジュールを綿密に構築することによって、月に約100品目を効率良く生産しています。
当社製品の多くは微生物や培養細胞から作製する‘バイオ原料’を使用しています。蓄積したノウハウから‘バイオ原料’の揺らぎ*を制御することで、製品品質を維持しています。

*物理的、化学的、生物的な状態のばらつき

生産現場で大切にしていること

生産現場で大切にしていること1 生産現場で大切にしていること2

中長期ビジョン 人々の健康と医療の発展に貢献するためにMBLができること

製造改革の立案と実行

製品1つひとつが患者さんの病気の診断や、治療方針の判断に使われているとても大事なものであり、高品質な製品を安定して提供することが必須です。
製品は微生物や培養細胞から作製する‘バイオ原料’を用いており、揺らぎを制御するノウハウが必須です。これらノウハウのデジタル化および自動化への展開、安定的に生産するための仕組みや設備を導入して高品質な製品を安定して提供していきます。

伊那生産体制の強化

MBLの強み