MBLの抗体開発技術の特徴と強み
MBLの抗体開発の特徴
日本で最初の抗体メーカーとして設立されたMBLにとって、抗体作製技術は基幹技術であり、豊富な経験とノウハウ、幅広い抗体開発技術などを強みとしています。
MBLの抗体開発技術の強み
日本で最初の抗体メーカーとして設立されたMBLにとって、抗体作製技術は基幹技術であり、価値創造の源泉として以下3つの強みを持っています。
1. 創業以来の豊富な経験とノウハウ

- 製品開発実績: 4,000品目以上
- 受託サービス実績数: 18年間で10,000件以上
当社は1969年の創業以来、4,000品目以上の抗体製品を自社で開発してきました。培ったノウハウを生かした抗体作製受託サービスは、受託前のコンサルテーションから納品後対応まで高い評価をいただき、18年間で10,000件以上のカスタム抗体に取り組んでまいりました。現在ではこれまでの豊富な経験を活用し、ファージディスプレイ法を主軸としたモノクローナル抗体開発サービスを行っています。
2. 幅広い抗体開発技術と多様なニーズへの対応力

- モノクローナル抗体動物種: 8種類
- 抗体関連の所有ライセンス数: 20以上
当社では、ハイブリドーマ法、ファージディスプレイ法、SPYMEG技術(新規ヒトフュージョンパートナー細胞)を3大抗体技術として位置づけ、20以上の抗体技術ライセンスを所有しています(2020年7月1日現在)。近年ではMAGrahd技術やAI搭載エピトープ解析システム「MODELAGON™」を導入しています。またモノクロ―ナル抗体の動物種は多種多様です。ヒト、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、ハムスター、ヒツジ、ニワトリに対応しており、難易度の高い抗体取得にも柔軟に対応しています。
3. 抗体医薬シーズの導出実績

- ライセンスアウト自社特許数: 6件
- 開発実施対象分子数: 200分子以上
2003年のオンコセラピーサイエンス株式会社との協業を皮切りに、受託や共同開発を通じて200以上のターゲット分子に対する抗体医薬シーズを開発・提供してきました。自社開発抗体のうち、6件の抗体医薬シーズ特許を国内外の製薬企業へ導出しています(2020年7月1日現在)。最近では中国最大手SINOPHARMの子会社、中国生物技術股份有限公司(China National Biotec Group Co Ltd:CNBG)と、感染症4疾患の完全ヒトモノクローナル抗体に関するライセンス契約を締結しています。

