社長メッセージ

革新的な診断技術で人々の健康と医療の発展に貢献します。

当社は、1969年に国内初の抗体メーカーとして設立され、常に革新的な診断技術に挑み、一つの命に向き合い続けてきました。「まだ誰も立ち向かっていない病気にこそ挑む価値がある」という信念のもと、挑戦の歩みを実直に重ねてきたと自負しております。

1970年代には自己免疫疾患診断薬の開発に着手し、自己免疫疾患領域における診断薬の国内リーディングポジションを牽引しています。また、国内で初めてコンパニオン診断薬(CDx)を上市。さらには遺伝子診断領域での拡大など事業展開を進めております。
そして、2021年1月にはJSR株式会社の完全子会社となりました。JSRライフサイエンス株式会社グループとのさらなる連携強化により、製薬企業、バイオテック等に対して、革新的な創薬支援サービスを提供していきたいと考えております。

経済情勢や事業環境に先行き不透明な状況が続く中だからこそ、バックキャストの視点で「意思を持ち、ありたい未来を創る」ために、変化に先んじて自らを変革していきたいと考えています。特に世界に影響を与えた新型コロナウイルス感染症は、当社の存在意義を改めて見つめるものでした。日々を生きる一人ひとりの健やかな幸せを、そして、笑顔が続く不安のない社会のために、当社の存在意義を検査薬に思いをのせて示し続けます。

今後もたゆまぬ挑戦を続け、革新的な診断技術で、人々の健康と医療の発展に貢献していきます。

取締役社長
伊藤 浩毅