株式会社 医学生物学研究所



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プレスリリース 2013年

2013年6月3日

iPS細胞作製用キットCytoTune®-iPS:
医学生物学研究所・iPSアカデミアジャパンを通じた共同販売開始について

 株式会社 医学生物学研究所(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:佐々木 淳)とiPSアカデミアジャパン 株式会社(本社:京都市上京区、代表取締役社長:村山 昇作)は、ディナベック 株式会社 (本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:長谷川 護 以下、「ディナベック」)が開発したiPS細胞作製用キットCytoTune®-iPSを日本国内で共同販売することについて、製造元であるディナベックと合意しましたのでお知らせいたします。この度の共同販売の三者合意により、国内のより多くの施設において本キットをご使用いただく機会が増えるものと期待しております。

 CytoTune®-iPSは、昨年ノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授のiPS細胞作製技術と、ディナベックのセンダイウイルスベクター技術を融合させて開発したiPS細胞誘導キットであり、本キットを用いることにより、一回のみのベクターの使用で線維芽細胞などの体細胞からiPS細胞を効率よく誘導することができます。特に大きな苦痛を与えずヒトから採取できる末梢血・血液細胞からの効率的な誘導が可能であり、他のiPS細胞誘導方法と比べて優れた性能を有しています。さらに本キットを用いて作製されたiPS細胞は、元の細胞の染色体上の遺伝子配列を無傷のまま維持しているだけでなく、iPS細胞誘導に用いたベクターも残っていないため、国内外の研究者から高い評価を受けております。

<各機関について>
*1: 株式会社 医学生物学研究所
 医学生物学研究所は、昭和44 年日本で最初の抗体メーカーとして設立され、以来、臨床検査薬および基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。さらに、抗体メーカーとしての技術力を活用した治療用抗体の研究・開発にも注力しています。
○基礎研究用試薬事業
 5,000 種類以上の抗体のワールドワイドな販売や、特注抗体の受託製造、mRNAの同定キット販売、核酸オリゴや人工遺伝子など、多くの研究用試薬を販売しています。
○臨床検査薬事業
 自己免疫疾患、がん、代謝異常疾患等の検査薬の開発を行い、特に自己免疫疾患検査分野では国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。
○細胞診事業
 子宮頸がん検査のためのスライド標本作製システム、および細胞採取ブラシ等を販売しています。

*2: iPSアカデミアジャパン 株式会社( http://www.ips-cell.net/
 京都大学の山中伸弥教授らが生み出したiPS細胞研究の成果を社会に還元するために、平成20年6月25日に設立された事業会社です。
 具体的には、iPS細胞にかかわる知的財産を管理し、医療・医薬の開発とその事業化を目指す企業に対してiPS細胞特許発明等を実施する権利を許諾します。また、ヒトiPS細胞の提供、ヒトiPS細胞由来分化細胞(心筋、神経、内皮)並びに関連機器等の販売、展示、開発、トレーニングなどの事業を通じてiPS細胞研究を支援しています。

*3: ディナベック 株式会社( http://www.dnavec.co.jp/
 平成15年9月5日に国家プロジェクトの成果に基づいて設立されたバイオベンチャー企業です。革新的なベクター技術を開発し、遺伝子医薬品(遺伝子治療製剤・遺伝子ワクチン)、細胞・再生医療を含む細胞工学、バイオ製品の研究開発と販売を行っています。

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