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| Code No. | 製品名 | 包 装 | 測定法 | 保険点数 | 区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7640 | MESACUP anti-p53 テスト | 48ウェル | ELISA法 | 170 | D009-9 |
腫瘍関連自己抗体(p53抗体)測定試薬『MESACUP anti-p53 テスト』
食道がん・大腸がん・乳がんの診断の補助に
- 腫瘍マーカーとして初の自己抗体測定キットです。
- 既存マーカーより早期がんの検出率が高い。
p53とは
p53は全長393アミノ酸からなり、N末端ドメイン、コアドメイン、C末端ドメインの3つの領域から構成されています。コアドメインはDNA結合に関与する領域で、がんに認められる変異のほとんどがこの領域に集中しています。様々な腫瘍で見られる抗p53抗体の抗原エピトープ部位はN末あるいはC末に存在する少数のペプチド配列のサブセットに限定されています。
抗p53抗体とがん
p53蛋白質は多彩な活性によって遺伝子の異常から生体を守る機能を担っています。その主な活性としては、遺伝子に異常が発生した細胞における、遺伝子転写制御を介した細胞周期進行の制御・遺伝子修復酵素の活性化・アポトーシス誘導能等が挙げられます。p53遺伝子自体に突然変異が生じるとこれらのp53蛋白質の機能が欠損し、腫瘍の発生に至るというメカニズムが考えられています。ヒトがん細胞におけるp53遺伝子の変異は、大腸・胃・乳腺・肺・脳・食道など多くのヒトの腫瘍においてp53遺伝子が突然変異を起こしていることが見出され、p53蛋白質の異常な蓄積が多くの腫瘍組織において観察されています。さらにがん高発家系においてp53遺伝子に変異が見られることが報告されています(Li-Fraumeni症候群)。
一方、腫瘍に関連した徴候としてp53蛋白質に対する自己抗体(p53抗体)ががんをもつ患者血清に見られることが1982年から報告されてきています。
p53抗体の出現とp53遺伝子の変異は非常に高い相関があることが示されています。正常細胞にはp53蛋白質はごく微量しか存在しませんが、p53遺伝子に突然変異が生じることにより半減期が延長し、変異p53蛋白質が細胞核内に蓄積することが示唆されています。そこで、p53抗体の出現は腫瘍細胞におけるp53遺伝子の突然変異あるいはp53蛋白質の細胞内への蓄積の結果であることが予測されています。p53抗体は実際に悪性腫瘍において高い特異性で出現することから悪性腫瘍の検出に有効であるという結果が得られつつあります。いくつかの臓器ではp53遺伝子の突然変異はがん化の初期に起こることが推測されていることから、p53遺伝子の突然変異と相関の高い現象であるp53抗体の出現を検出することにより早期がんの診断が可能になることが考えられます。
「MESACUP anti-p53テスト」は、血清中のp53抗体を測定する試薬です。p53抗体の抗原エピトープ部位が、p53遺伝子の変異の少ないN末端領域及びC末端領域にあると報告されていることから、本試薬では、感作抗原として、正常型p53蛋白質を用いています。

製品情報
【使用目的】血清中のp53抗体の測定(食道がん・大腸がん及び乳がんの診断の補助)
【測定範囲】0.15~15.00 U/mL
【測定結果の判定法】p53抗体濃度参考基準範囲※:1.3 U/mL以下
※ 各施設において、それぞれ基準範囲を設定されることをお勧めいたします。
【キット構成品】
p53蛋白質感作マイクロカップ※(組換えp53蛋白質)、コントロール蛋白質感作マイクロカップ※、p53抗体標準血清1~4、陽性コントロール、陰性コントロール、酵素標識抗体(ぺルオキシダーゼ標識抗ヒトIgGポリクローナル抗体(ヤギ))、酵素標識抗体希釈液、反応用緩衝液、洗浄用緩衝液、酵素基質液、反応停止液
※ マイクロカップの詳細
マイクロカップの包装は、組換えp53蛋白質を結合した8ウェルと、コントロール蛋白質を結合した8ウェルが、交互にセットされ、各マイクロカップ6ストリップが1袋に入っています。検体、p53抗体標準血清、陽性コントロール及び陰性コントロールはこれら2種類のマイクロカップを同時に試験する事が必要です。
参考文献
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