企業姿勢
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価値観が多極化している現代社会において、人間にとって「ゆたかさ」とは何か、社会に、また私たちにとって「ゆたかさ」とは何なのかが問われています。
MBLは免疫学の分野で現代医療に貢献しつつ、"ゆたかさ"の意味を繰り返し問い続ける企業でありたいと考えています。

当社が設立された1969年の経済白書は「豊かさへの挑戦」と題されていました。この年、アポロ11号が月面に人類初の軟着陸を成功させ、科学技術の進歩に驚かされました。また、1970年には大阪万博が開催され、日本経済発展の躍動を感じさせました。
当社の「企業理念」に類するのは「 ゆたかさの意味を繰り返し問い続ける」ですが、当社の設立年の経済白書の「豊かさへの挑戦」の"意味を問う"ものになっていました。 偶然の一致ではありますが、当時の時代背景に影響されていたのかもしれません。
企業理念に"類するもの"と書きましたが、当社の「「ゆたかさ」の・・・」は、社員の一人一人が考え、意味を問う″姿勢″を持ち続けることを期待するもので、一つの価値観を前提とするものではありませんから、「企業姿勢」とした方がより適切と思われます。
多様な価値観、「ゆたかさ」があり、多様性を認め、尊重することは社会のみならず企業にあっても重要なことでしょう。多様性が"ゆたかさ"の一面であることは疑念のないところです。
研究開発型の企業にあっては、常に他社に優る状況の認識力、構想力や想像力が問われています。それらは批判的な精神、多様な考え方や価値観を前提とし、その衝突の中からこそ真に創造性のある研究開発の成果が生み出されてくると思います。
科学技術の急速な進歩とそれのもたらす社会、経済構造の変化、発展の中で、私たちが抱える問題は相互に関連しあい複雑さを増しています。「体外受精」「脳死」「臓器移植」のような人間の『生』『死』にまつわる問題までもが、私たち一人一人に対する『問い』として投げかけられている現代社会にあって、つねに意味を問う姿勢を持ち続けて行きたいと思います。
